僕の天使マリゑんぬ

もうどこへも行かないと約束して 僕を見つめていて

ホップ、ステップ、ジャンプの意見

私は自分の考えをまとめるのが下手で、ほんで知識も思考も浅いので議論の場でうまく意見が言えず、そんな中で何か話そうとがんばらなければいけない時は汗ばんだりするくらいです。

考えるのも下手。言うのも下手。なので私の発言は結構飛躍した意見になりがちで、説明を「ホップ、ステップ、ジャンプ」としようと思ってもできず「ホップ…ジャーーーンプ!」みたいになります。わかるかな~これ。既に話が下手だってことがわかりますね…。


でその、ある場で話し合いをしていた時に、私の「ホップ、ジャーーーンプ」を聞いた議論大好きな友人が「その話(ジャンプした部分)、今この議論に関係ある?私の考えはbrbrbr…」みたいな風にアッパーかましてきた後にボディ連打決めてきたので、私は完全に戦意喪失してその後何を話したかってのは全く覚えていません。

この事は苦い経験として棘のように私の心に深く刺さっており、(あの時ステップをちゃんと話せていれば納得してくれたかもしれない…)と悔しく思います。友人とはまだ仲良くしていますが時折思い出しては落ち込んでいます。

それで最近別の事を思い出したんですけど、話し合いの場で、私のいつものホップジャンプの意見に関して、ジャンプの理由を分析して、「えんぬさん、それホップとジャンプの間に、ステップとしてこれ考えてない?」みたいなことを言ってくれた子がいたんですよね。
フィールドワークに一緒に行ってくれた子なんですけど、フィールドワークを終えてすぐに成果をまとめて発表しなければいけなくなった時に、あわてて夜通しプレゼン資料を作っていた時の話です。

私が何を言ったかは覚えていなかったのですが、私が意見を出したことに対して、「その意見はこの場に適していない」と突っぱねず、なぜ私がそんな(突飛な)意見を出したのか?どう考えたのか?をその子の中で分析してわたしに教えてくれたんですよね。その時はもう終わらせなきゃいけないやら眠たいやらで、とりあえず話を先に進めたのですが、今上記の苦い感情をぶり返した上で改めて思い出すと、すごくいい子だったな…と思います。

賢く思慮がある方って、そうなんですよね。どんな時でも相手を尊重してくれるというか。
大学院いた時は自分が本当に頭が悪いと気づかされた出来事がほんっっっとーーーーーにたくさんあったんですけど、何よりも自分が恥ずかしく思ったのが、周囲の賢い人たちが私の意見や行動を分析してきた時でした。でも同時にめちゃくちゃ尊敬しました。私も低いレベルからになりますが、そういう相手の意見を尊重して、相手の考えをちゃんと理解できる人になりたいなと思います。

それ以前に、みんながみんな優しい訳ではないので、こっちでもちゃんと意見まとめられるようにしなきゃね!