僕の天使マリゑんぬ

もうどこへも行かないと約束して 僕を見つめていて

ウェルカム衝突からの卒業

先日結婚式のドレスの試着をしに行ったら、セミプロのオペラ歌手みたいな見た目になったまりゑんぬです。
本気で痩せようと思い毎日エアロバイクこいだり、筋トレしたり、お菓子を食べなかったりなどしています…。身体のラインが綺麗になっていくのは嬉しいけど、肉とかお菓子をもっとモリモリ食べてぇ…。

「ヒマな事務員」であったのがウリだったのに、年が明けてからはなかなかしっかり息つく時間がなく…というのも新購買管理システムの導入に平均年齢「おじさん」の弊はアワアワしており、とりあえず比較的PC触れる人間であることの私が最初の犠牲者となってしまったからです。
あらゆる打ち合わせに召集され、全ての確認事項は私に連絡が届いています(大げさ)。システム導入のために部署内での勉強会を何度も開催しているし…それでもシステム操作を覚えない平均年齢「おじさん」の社員たち…。部署内勉強会の主催なんて平社員がやる業務じゃないわよこんなん。しかししんどいけどそれに比例して、社内地位も上がってきているのを感じる…仕事中にこんなブログとか書いてたら怒られるよ私…。


久しぶりにブログを書こうと思ったのは、反省しなきゃな~~~と思ったことで、自分の成長を感じられたからでして。

あるグループでめちゃくちゃめんどくさいおばさんとプロジェクトに取り組んでたんですけど、まぁ私のほうがその人より立場が上なので、めんどくさいおばちゃんのめんどくさい意見を無視してプロジェクトを次に進めてしまったんですよね。それで今、おばちゃんがキレるためのクラウチングスタートの姿勢を取っているという…感じです…。
過去に私は何度もこのおばちゃんと衝突してしまっていて(それはもう酷く、プロジェクト外の人間が心配して声かけてきてくれるレベル)、それも公のチャットとかではなく、LINEでネチネチと私にいかに私が足りてなくて残念かの語りを長文で送りつけてくるんですよね。今まで私、分かりあえない人なんていないと思っていたんですけど、このおばちゃんと衝突して、あっこのババアもうダメだ、分かり合えない・自分に危害を与えてくるだけの人間ってのはこういう人のことなんだなと身をもって知りました。

このおばちゃんを冷静に観察してみると、会議の中では着眼点も悪く(今そこまで考えなくてもよくない!?ということまで突っ込んでくる…細かすぎる)話も下手で共同作業をスムーズに進めることの妨げになるし、やる気はあるしユーモアも秘めていると思うんですがそれが外に出ず空回りしているなぁという印象です。そういった点からチーム全体からもやや引かれているのですが、ある時「私ばっかり仲間外れにするのやめてくださいよ!」と堂々と叫ぶようなこともありましたし…えっ何々幼児退行?とさすがにゾッとしました…まぁとにかく、私が上の立場にさえ立たなければ、「不器用な不思議先輩」として軽い付き合いをするだけで良かったと思うんですけど…すみません、私が若くて仕事ができるばっかりに上り詰めてしまって…と申し訳ない気持ちでいっぱいです(笑)

…いや違うって!この人のことをバカにしようと思って記事書き始めたんじゃないって!
クラウチングスタートの姿勢を取らせてしまった原因は、どう考えても私がおばちゃんの意見を無視したことです。おばちゃんを不愉快にさせない、ひいては私が不愉快な状況にならないように、私はうまくプロジェクトを進める必要がありました…。いかにそれが面倒であろうとも、プロジェクトが済んでから自分に残る清涼感が違いますよね、きっと。

ちょっと前の自分なら「バーカ!死ね!」と衝突ウェルカムな姿勢を取りつつ、裏では辛くて泣いちゃったりするような若くて可愛い対応をしていたと思うんですけど。
今はもうそんな暇じゃないんでね…。家に帰れば家事をしなければいけないし、仕事は立て込んでいるし、ダイエットもしなければいけない。大変なことでいっぱいいっぱいになるしメンタルの防御力は上がっているわけではないので、自分が心から穏やかに過ごせる時間も必要だし。しょうもないことに時間を割いている余裕はないのです。

「衝突ウェルカムの姿勢は30歳になったら卒業する!」と言っていたのですが、環境が多方面から自分を落ち着かせ、冷静に賢く対応させようとしている気がします。こうやって人は大人になっていく…。